2010年 09月 16日
今夜の消灯は20時。 だけど、消灯30分前で既に眠い・・・ ただ、一つ不安要素が 僕の寝袋は、いつもの5番の夏使用~ 寒くて眠れなかったらどうしよう? なんて、出発前から考えてたけど、新しいものを買う予算はなし そこで、考えていたのが ①相方の寝袋(いつもの3番)に合体大作戦(モンベルは、左右別の物を選べば合体できる) ②ノースのアコンカグア2丁作戦(一つは普通に着て、もう一枚は足をくるむ) 結局、この二つを実行! 結果は、夜中に暑くて目が覚めた ここまでは良かったんだけど、隣で寝てた相方も暑かったらしくて 着てたダウンを脱ぎ捨てた途端。 こっちも寒くなって目が覚めた・・・ 一度目が覚めると、小屋の外で吹く風の音がものすごくて 怖くなった。 小屋ごと飛んでいったらどうしよう? と本気で思ったよ・・・ 慣れてる人にとっては、何ともないんだろうけどね とは言っても三回目の小屋泊にして一番眠れた。 そして、朝。 うだうだしてると4時半に岳女に起こされる 外に出てみると、風は強いけど日の光がある。 トムラウシもばっちりめる気持ちよさ 雨降りじゃなくて良かった。 今日の出発予定時間は6時。 眠い目をこすりながら、ジェットボイルでお湯を沸かして朝ごはん。 今回は、前回好評だったアルファ米のおこわとチラシ寿司。 朝の時間は早い門でどんどん出発時間は迫るけど、 僕と相方のスピードは上がらず、モタモタ・・・ タダでさえ準備が遅いのに珈琲を淹れだすしまつ 珈琲の誘惑には勝てない 後片付けを30分遅れで済まして外に出ると何やら騒がしい テン場の人の情報によるとついさっき、水場の近くに熊がいた!との事。 夜中もかなり唸ってて騒がしかったらしい・・・ しかも今も藪の中に隠れてるらしくて、姿が発見できず もう30分早く出てたら出くわしてたかも・・・と考えるとこわっ 我々のダラダラが命を救ったのかな 何事もタイミングだからさ なので、来たルートは戻れず、迂回して白雲分岐を目指すことに タダでさえ、出発の時間が遅れてるってのに、迂回したら時間かかっちゃうなあ と思いながら、熊にはあいたくないので素直に迂回 ただ、もしかして熊が降りてきたら迂回の道でもばったりという可能性もあり・・・ ビビリながらも出発。 小屋の番人のコンチャンが見張っててくれました。 ありがとう~ そして無事、デンジャーゾーンを抜ける。 尾根からは、壮大な景色が見えていい感じ。 怪我の功名?棚からぼた餅?とはよく言ったものだ 遠くの美しい景色を眺めながら尾根を歩く。 ただ、まだ昨夜からの風は弱まっておらず、強風に耐えながら分岐を目指す。 無事白雲分岐に到着。 ナポレオンのような岳女(笑) まだまだすスタートして間もないんだけど、何だかほっとして気持ちが楽になった。 とその時 岩熊を発見? 動物に見えるよね ワザとかな・・・ 気のせいかもしれないけど昨日よりも、紅葉が進んでるような気がする。 完全な紅葉が見たかったけど、それはまた今度 絶対赤が濃くなってる 風と戦いながら先を急ぐ。 またまた火星ゾーン。 帰りは、恐怖の旭岳は登らずに、間宮岳を通って姿見の池を目指す。 看板は、立ってるけどキツイのぼりはないので通過点。 これからは下り。 皆も膝や足にきていて、プルプルしながら下る。 一歩が出ないのさ 右手にお鉢を眺めながら歩いてきてたけど、ここで見納め。 お鉢さんさようなら だんだんと標高が下がってきたのか気温が高くなって暑い。 5.7㌔、先は長い お鉢とは分かれたけど新たな出会い。 ここの景色もすばらしい いい気持ちだ みんなでこれてよかったよ もう少しで温泉! どんな場所なんだろうと、初めての温泉に心が躍る。 まずは、休憩して疲れた足を休めながらお昼ご飯。 1時間前の休憩のときに、アルファ米に水を入れておいたから、 バッチリ炊けてた? 白米に、イジリッチさんご推薦のカルビ丼の肉をぶっ掛けて食べたけどコレが旨かった。 ご飯の後は足湯にGO! これぞ天然温泉。 疲れた足には沁みたね~ 気を取り直して出発。 がれがれの場所から木道に突入 コレだけの道を整備するとなると、かなりの労力とお金がかかるよね。 横旭を眺めながら、痛い足をひきずって、先を急ぐ。 この前の大雨のせいか土石流のあとがあちこちにある お腹もだんだん痛くなってきて、体内ニトロにスイッチオン。 ペースが上がる〈笑) ここまで来たらもうちょっと 疲れた足には散歩道ですら、きつい。 ちょっとの段差でふらつく すれ違う観光客と自分たちの姿があまりにも違うのでとちょっと照れる^^ そしてゴール 嬉しさをポージング。 お疲れさまでした~ 今回のルート、思ってたよりも長かった 今までの白雲小屋を目指すルートでは最長でした。 なんだかんだ言っても、今回初参加のヒロコサン本当にお疲れ様でした。 諦めないでよかったよ~ 次回は冬かな 皆ありがとう! と〆たつもりだったんだけど、一つ忘れてた。 下山の後の温泉から出たときの旭岳からのサプライズプレゼント。 美しかった 何ともいえない色に染まった旭岳。 これは一瞬の出来事で、時間にしたら1分もなかった。 ありがとう旭岳 また会いにくるからさ。 そんときはヨロシク
by WMFW
| 2010-09-16 23:36
| 山
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